「アニマクリスティ」という祈りは、対話です。イエス様と話し合うことです。ご聖体を頂いてからイエス様に祈り、話し合う最高の時です。
ですから、皆、特に初聖体後の子供たちについては、私たちは、生涯にわたって最も大切な方「いつくしみ深き友なるイエス」と親しく話すことを習慣づけるために、この祈りを唱えます。もちろん、精神的に進んでいる人が自分の言葉で祈ることができるならば、それに越したことはありません。
“キリストの魂よ わたしを聖化してください”

人の一番大切なものは魂(たましい)です。聖化するのは、信じられないでしょうが、一生において一番大切なことです。聖化とは、愛すること、自分のためにも、他の人のためにも、良いことをすること、美しいことを大いに楽しむこと、がめついエゴイストではなく誠実であって、喜んで生きながら悲しんでいる人を慰め、身体障害者の手助けをするなどということです。これらはすべて魂に始まり、魂の力によって続けられるのです。体は多くのことをするために必要でしょうが、一番大切なのは、魂を愛の道に添わせようとする決心です。心からやろうと思えば、そのための力を生み出すでしょうし、あるいは、必要なときに、体の力のある人が手伝ってくれるということもあるに違いありません。

私たちの魂は物質的なものだけでは満たされません。精神的なものを求めています。神を切望しています。ですから、「聖化してください」と熱心に頼むのです。聖化されれば聖人になって行くことでしょう。しかし、そのために丈夫な体や優れた健康や年齢を重ねなければならないということはありません。教会の歴史には、日本の教会も含めて、子供の殉教者もいます。殉教者ばかりでなく、イタリアの14歳の聖ドミンゴ・サビオや、イエズス会の修練者で18歳の聖エスタニラオと23歳の聖アロイジオなどという聖人もいます。自分のためにも、子供のためにも、目標を下げないで、謙遜な心をもって高い星を目指して祈りましょう
“キリストの魂よ わたしを聖化してください”

2010年10月1日
主任司祭ハイメ・カスタニエダ

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ハイメ・カスタニエダ司祭のプロフィール
フェルナンデス・カスタニエダ・アルバレス・オソリオ・ハイメ
1931年 スペイン・マドリッド生まれ
1948年 イエズス会に入会し、1958年来日
1964年 叙階
1966年より米国のSaint Louis 大学に留学
1970年から上智大学で教鞭をとる
退官後、2003年カトリック鍛冶ヶ谷教会に赴任