聖骸布
十字架から降ろされたイエス・キリストの遺体を包んだ亜麻布であると言われる。1353年、伝存の経緯は不明であったが、フランス・リレのシャルニー家が所有しているところを発見された。いくつかの所有者、保管場所の変遷などを経て、1453年に所有がサヴォイ家に移り、1578年から北イタリアのトリノに保管され、人々の崇敬を集めてきた。バチカンは、1998年に次いで、2000年にこの布を一般公開した。聖骸布は、世界最大の謎の一つであり、最も研究された歴史的遺物と言われている。


ガエタノ・コンプリ神父 略歴  （ Gaetano Compri ）
ガエタノは洗礼名。1955年4月2日、宣教師として来日。教育の分野で広く
活躍し、特に倫理学、聖書について多くの著作がある。日本テレビのテレ
ビ番組『心のともしび』で2年間にわたり聖書を紹介するとともに、聖骸
布や他宗教の研究でも広く知られている。
 1930・03・17  Verona（北イタリア）で生まれる
 1952・07・21  22才でサレジオ大学哲学部修士課程を終了
 1955・04・02  25才で宣教師として来日
 1962・04・01  中津ドン・ボスコ園の園長・中学校長・修道院院長に就任
 1971・07・07  目黒サレジオ中学校・川崎サレジオ高等学校校長
                 ― 日本聖骸布研究会開始
 1987・04・01  ドン・ボスコ教育研究所所長
 1992・01・31  宮崎の日向学院理事長、修道院院長に就任
 1996・04・01  東京カトリック下井草教会主任司祭
 2000・04・01  調布の神学校にてチマッティ資料館館長
 現在にいたる