「慈しみ深いイエスよ わたしの願いを聴き入れてください」

「アニマクリスティ」では、‘祈り’が‘対話’であるということを美しく表現しています。この私が愛し、愛されている方との対話です。その方は私よりもはるかに優れた方で、その最大の特徴は、常に慈愛に満ちた目で現在の私をご覧になっているということです。私の数々の問題を理解している友です。
問題の中には、大きなものもあれば、自分中心に生きているが故に起こる問題も少なくありません。それでもなお、私の慈しみ深いイエスは、私を愛し理解してくださいます。いつも、優しく注意深く私に耳を傾け、聴いてくださるのを知っていますので、私はその方を大声で呼び、またその方に叫ぶのです。イエス様は信頼できる方です。どんなに苦しいことがあっても、イエス様との‘対話’によって落ち着くことができ、安心することができます。
私は、自分自身ではどこが悪いのか分からない時、イエスのたとえ話の徴税人のように「神様、罪人の私を憐れんでください」(ルカ18・13)と心から祈ることができます。あるいは、もっと簡単に、エリコの盲人のように「イエスよ、わたしを憐れんでください」(マルコ10・47)と祈ります。

「慈しみ深いイエスよ わたしの願いを聴き入れてください」

2011年5月1日
主任司祭 ハイメ・カスタニエダ


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ハイメ・カスタニエダ司祭のプロフィール
フェルナンデス・カスタニエダ・アルバレス・オソリオ・ハイメ
1931年 スペイン・マドリッド生まれ
1948年 イエズス会に入会し、1958年来日
1964年 叙階
1966年より米国のSaint Louis 大学に留学
1970年から上智大学で教鞭をとる
退官後、2003年カトリック鍛冶ヶ谷教会に赴任