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新しい「ミサ式次第」の変更箇所
その4

主任司祭 ヨハネ・ボスコ 林 大樹


 2022年11月27日(待降節第1主日)から、ミサの式文が移行期間を設けず、一斉に変更します。その変更箇所の一部をまとめました。

 奉献文(エウカリスティアの祈り)

1 続いて、司祭は奉献文を始める。司祭は手を広げて言う。
主は皆さんとともに。
 会衆は答える。
またあなたとともに。
 司祭は手を挙げて続ける。
心をこめて、
 会衆は答える。
神を仰ぎ、←会衆が唱える。
 司祭は手を広げたまま続ける。
賛美と感謝をささげましょう。
 会衆は答える。
それはとうとい大切な務め(です)。

※第二対話句は、現行版では司祭が唱えることばとして一つにまとめられていますが、規範版どおり対話形式に変更されました。ただし、司祭のことばの直訳「心を上に」では意味が理解しにくいので、現行の日本語訳を生かして「心をこめて」を採用しました。神はすべての被造物を超越しつつ、人間の心に内在される(ヨハネ14章23節)ことを念頭に置いています。これに答える会衆のことばも、直訳「主に向けています」ではなく、現行版の「神を仰ぎ」を用いています。「心をこめる」という内的な動きと、「仰ぐ」という外的な動きによって、神の内在性と超越性が表現されています。この第二の対話句のとき、規範版に基づき、司祭は広げている両手をあげて唱えます。

 第二奉献文

2 叙唱

司祭 主は皆さんとともに。
会衆 またあなたとともに。
司祭 心をこめて、
会衆 神を仰ぎ、←会衆が唱える
司祭 賛美と感謝をささげましょう。
会衆 それはとうとい大切な務め(です)。

 典礼注記に従って叙唱が続き、その結びに感謝の賛歌を唱える。

 感謝の賛歌(サンクトゥス)

聖なる、聖なる、聖なる神、すべてを治める神なる主。主の栄光は天地に満つ。天には神にホザンナ。主の名によって来られるかたに賛美。天には神にホザンナ。

※「感謝の賛歌」も他のミサの賛歌と同じように口語に変更され、ラテン語の表題が加えられました。現行版の「万軍の」は戦いを連想させる表現なので変更が求められていました。「天には神に」は、「天のもっとも高いところに神がおられる」というヘブライ的な表現を集約したもので、受難の主日に行われる枝の行列のときの交唱に合わせました。

 感謝の賛歌(サンクトゥス)の後、司祭は手を広げて唱える。
まことに聖なる神、すべての聖性の源である父よ、
 司祭は手を合わせる。そして、供えものの上に両手を伸べたまま唱える。
いま、聖霊を注ぎ、この供えものを聖なるものとしてください。
 司祭は手を合わせる。そして、パンとカリスの上に十字架のしるしをしながら唱える。
わたしたちのために、主イエス・キリストの御からだと+御血になりますように。

 司祭は手を合わせる。次の式文中の主のことばは、その意味が伝わるように、とくにはっきり唱える。 歌う場合は(である)を省く。
主イエスはすすんで受難に向かう前に、
 司祭はパンを取り、祭壇上に少し持ち上げて続ける。
パンを取り、感謝をささげ、裂いて、弟子に与えて仰せになりました。

※パンを手に取って唱える現行版の式文の「割って」が、聖書の表現(汽灰螢鵐判11章24節、使徒言行録2章42節)に合わせて「裂いて」に変更されました。

 司祭は少し身をかがめて唱える。←頭をさげてではなく、身をかがめて
「皆、これを取って食べなさい。これはあなたがたのために渡されるわたしのからだ(である」。
 司祭は聖別されたホスティアを会衆に示した後、パテナを置き、手を合わせて深く礼をする。

 (奉献文が続き、最後に栄唱を唱える)。

4 栄唱

 司祭はホスティアを載せたパテナとカリスを手に取り、高く掲げて唱える。
キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりの中で、全能の神、父であるあなたに、すべての誉れと栄光は、世々に至るまで、
 会衆ははっきりと唱える。
アーメン

※改訂版では規範版に従い、栄唱を歌唱する場合も歌唱しない場合も、会衆は「アーメン」のみを唱えることになりました。

※ 注(Web担当者より)
●原文(Wordファイル)ではフォントは明朝とゴシックを使い分けていますが、Web上ではこの使い分けは難しいので、ゴシックは太字で代用させていただきました。原文で「ゴシック」「太字」「ゴシック+太字」の箇所がいずれも「太字」となっております。ご容赦を。
また、スマートフォンのような小さな画面を考慮し、字下げの形態を部分を一部変更しております。

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