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2022年11月27日(待降節第一主日)
から使用される
新しい「ミサ式次第」の
変更箇所のまとめ
―会衆用―

主任司祭 ヨハネ・ボスコ 林 大樹


 開祭

1 会衆へのあいさつ
主イエス・キリストの恵み、神の愛、聖霊の交わりが皆さんとともに。
  または
父である神と主イエス・キリストからの恵みと平和が皆さんとともに。
  会衆は答える。
またあなたとともに。

2 回心の祈り
(1) 回心の祈り一
  司祭は信者を回心へと招き、短い沈黙の後、一同は手を合わせ、頭を下げて、一般告白の式文を一緒に唱える。
全能の神と、兄弟姉妹の皆さんに告白します。わたしは、思い、ことば、行い、怠りによってたびたび罪を犯しました。聖母マリア、すべての天使と聖人、そして兄弟姉妹の皆さん、罪深いわたしのために神に祈ってください。
  続いて、司祭は罪のゆるしを祈る。←今までは宣言する。
全能の神、いつくしみ深い父がわたしたちの罪をゆるし、永遠のいのちに導いてくださいますように。
  会衆は答える。
アーメン。

(2) 回心の祈り三
  司祭は信者を回心へと招く。短い沈黙の後、司祭あるいは助祭または他の奉仕者は、次のようなことばを先唱し、会衆は応唱する。
先唱 打ち砕かれた心をいやすために遣わされた主よ、いつくしみを
会衆 主よ、いつくしみをわたしたちに
先唱 罪びとを招くために来られたキリスト、いつくしみを
会衆 キリスト、いつくしみをわたしたちに
先唱 父の右の座にあって、わたしたちのためにとりなしてくださる主よ、いつくしみを
会衆 主よ、いつくしみをわたしたちに

3 いつくしみの賛歌(キリエ←「あわれみ」から「いつくしみ」に変更しました。
(一)
先唱 主よ、いつくしみを
会衆 主よ、いつくしみをわたしたちに
先唱 キリスト、いつくしみを
会衆 キリスト、いつくしみをわたしたちに
先唱 主よ、いつくしみを
会衆 主よ、いつくしみをわたしたちに
 
4 集会祈願
 会衆は結びにはっきりと唱える。
アーメン。

 ことばの典礼

1 第一朗読
 朗読者は朗読台に行き、第一朗読を行う。その間、一同は着席して聞く。朗読の終わりを示すため、朗読者は手を合わせてはっきりと唱える。
神のみことば
 一同は答える。
神に感謝。
 続いて、朗読者は聖書に一礼して席に戻る。一同は沈黙のうちに、神のことばを味わう。
2 答唱詩編
3 第二朗読 第二朗読が行われる場合は、第一朗読と同じように行う。
4 アレルヤ唱(詠唱)
5 福音朗読
 司祭は朗読台へ行く。必要に応じて、奉仕者は先導する。←侍者は司祭より先に行く。
主は皆さんとともに。
 会衆は答える。
またあなたとともに。
 司祭は言う。
〇〇〇による福音。
 福音を朗読する司祭が、額、口、胸に十字架のしるしをするとき、他のすべての者も同じようにする。
 会衆ははっきりと唱える。
主に栄光。
 司祭は福音朗読が終わると、福音書を両手で掲げてはっきりと唱える。
主のみことば
 一同は答える。
キリストに賛美。

6 説教

7 信仰宣言
 説教後、すべての主日と祭日、及びより盛大に祝われる特別な祭儀に、一同はニケア・コンスタンチノープル信条、あるいは使徒信条を、歌うかまたは唱える。
 ※改訂版には、キリストの受肉の神秘を述べる部分で一同が礼をすることが明記されました。受肉の神秘において、神の恵みに深い感謝を向ける、ローマ典礼の伝統的な礼拝行為です。
 ニケア・コンスタンチノープル信条
「聖霊によって、おとめマリアよりからだを受け、人となられました」を述べるとき、一同は礼をする
 使徒信条
「主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ」を述べるとき、一同は礼をする

8 共同祈願(信者の祈り)
 ※改訂版には「共同祈願すなわち信者の祈りを行う」と明記されました。←共同祈願は信者の祈り

 感謝の典礼

1 祭壇の準備
2 奉納行列
 ※パンとぶどう酒、献金などの供えものをささげることを通して、自らの参加する心を表すことが勧められています。
3 パンを供える祈り
4 ぶどう酒を供える祈り
5 清め
 司祭は祭壇の中央に立ち、会衆に向かって手を広げ、次の招きのことばを述べてから手を
合わせる。
皆さん、ともにささげるこのいけにえを、全能の父である神が受け入れてくださるように祈りましょう。
 会衆は立って答える
神の栄光と賛美のため、またわたしたちと全教会のために、あなたの手を通しておささげするいけにえを、神が受け入れてくださいますように。
 一同はその後、しばらく沈黙のうちに祈る
7 奉納祈願
 会衆は結びにはっきりと唱える。
アーメン。

 奉献文(エウカリスティアの祈り)←第二奉献文

1 続いて、司祭は奉献文を始める。司祭は手を広げて言う。
主は皆さんとともに。
 会衆は答える。
またあなたとともに。
 司祭は手を挙げて続ける。
心をこめて、
 会衆は答える。
神を仰ぎ←会衆が唱える。
 司祭は手を広げたまま続ける。
賛美と感謝をささげましょう。
 会衆は答える。
それはとうとい大切な務め(です)

 典礼注記に従って叙唱が続き、その結びに感謝の賛歌(サンクトゥスを唱える。

 この後、司祭により奉献文が唱えられる。

3 栄唱
 司祭はホスティアを載せたパテナとカリスを手に取り、高く掲げて唱える。
キリストによってキリストとともにキリストのうちに、聖霊の交わりの中で、全能の神、父であるあなたに、すべての誉れと栄光は、世々に至るまで、
 会衆ははっきりと唱える。
アーメン。←会衆はアーメンのみ唱える。

 交わりの儀(コムニオ

 コムニオとは、キリストとの交わり、キリストにおける交わりを意味しています。
1 主の祈り
2 副文
3 教会に平和を願う祈り
4 平和のあいさつ
5 平和の賛歌(アニュス・デイ

 パンを裂かれている間に、平和の賛歌(アニュス・デイ)を歌うか、または唱える。
世の罪を取り除く神の小羊、いつくしみをわたしたちに。
世の罪を取り除く神の小羊、いつくしみをわたしたちに。
世の罪を取り除く神の小羊、平和をわたしたちに。
←ことばがかわりました。
 パンを裂くために時間がかかる場合、何度か繰り返すことができる。最後に「平和をわたしたちに」で結ぶ
※現行版では会衆の最後の応唱は「平安を」ですが、直前の「主の平和」というあいさつのことばとの一貫性を考慮して「平和を」に変更されました。

6 拝領前の信仰告白
 司祭は手を合わせて深く礼をしてから、ホスティアを取り上げ、パテナあるいはカリスを添えて、会衆に向かってはっきりと唱える。
世の罪を取り除く神の小羊。神の小羊の食卓に招かれた人は幸い。
 続いて会衆とともに唱える。
主よ、わたしはあなたをお迎えするにふさわしい者ではありません。おことばをいただくだけで救われます(百人隊長のことば)。
 または
主よ、あなたは神の子キリスト、永遠のいのちの糧、あなたをおいてだれのところに行きましょう(ペトロの信仰告白)。

7 聖体拝領
8 拝領祈願

 会衆は結びにはっきりと唱える。
アーメン。

  閉祭

1 お知らせ
2 派遣の祝福

 司祭は会衆に向かって手を広げて言う。
主は皆さんとともに。
 会衆は答える。
またあなたとともに。
「荘厳な祝福」あるいは「会衆のための祈願」を用いる場合はここで行います。その場合、司祭は「祝福を受けるために頭を下げて祈りましょう」と招きのことばを述べます
 司祭は会衆を祝福して唱える。
全能の神、父と子とで聖霊の祝福が + 皆さんの上にありますように。
 会衆は答える。
アーメン。
2022年11月20日(日)
鍛冶ヶ谷教会 説教


※ 注(Web担当者より)
 原文(Wordファイル)では、フォントは明朝と2種類のゴシックを使い分けていますが、Web上ではこの使い分けは難しいので、

・原文でとても太く見える「ゴシックの太字」は、太字かつ斜字(イタリック)で代用。ただし、見出しの場合は斜字にはせず、字の大きさを少し大きめにする
・原文で太く見える「ゴシック」は、太字に
・原文で“やや太字”のように見える「明朝の太字」は、斜字(イタリック)で代用
・原文であまり太く見えない「丸ゴシック」は、通常の書体のまま
・原文で、太字でない「明朝」のうち、「※」で始まる補足的な段落(下線部の一部を除く)は、やや小さい字にすることで代用

とさせていただきました。ご容赦を。
 また、スマートフォンのような小さな画面を考慮し、字下げの形態を一部変更しております。

 原文どおりの書式でご覧になりたい場合は、お手数ですが、Wordファイルをダウンロードしてご覧いただければ有難く存じます。