→11月:待降節直前の日曜日
この日は、西方の教会暦で年間最後の主日に当り、ローマ・カトリック教会および一部の聖公会とルター派教会では「王であるキリスト」を記念する祭日としている。イエス・キリストが、宇宙を含む万物を支配していることを祝う。

この祭日の制定はごく新しく、1925年に教皇ピウス11世が定めたもの。当時、社会の世俗化が急速に進んでいたことを憂えた教皇が、万物の王、社会の王、信者の王たるキリストの地位の確認を願って設けた。

当初は10月最後の主日に置かれていたが、1960年代の典礼刷新後に現在の日付に移動した。