→6月:キリストの聖体日直後の金曜日
愛の象徴としてイエスの心臓を崇敬する祭日。日本では「聖心」と書いて、「みこころ」または、「せいしん」とも読む。キリストの聖体日直後の金曜日なので6月にかかることが多い。そのため6月を「聖心(みこころ)の月」と呼んでいる。

みこころへの信心は中世に始まったが、1673年にはフランスの修道女マルガリタ・マリア・アラコック(後に聖人)の前に傷だらけのイエスが出現したのをきっかけに広く普及した。1765年にフランスで正式な祭日となり、1856年には教皇ピウス9世がすべての教会で祝うべき祭日と定めた。